産業廃棄物のリサイクルに適した安全で環境にやさしい素材・塩ビについてご説明いたします。
世界塩ビ会議は、日米欧を中心とする塩ビ関係者が一堂に会し、塩ビと環境問題などを話し合う場として毎年開かれているものです。
近年では、ひところの塩ビバッシングの動きが後退し、「環境影響の面から見ても塩ビは安心して使える」というポジティブな認識が世界的な傾向になりつつあることが、各国の報告から窺われています。
塩ビは、製造・加工工程において、エネルギー消費が少ない省エネルギー型のプラスチックです。日本では、石油換算で年間約340万キロリットル、20万トンタンカー15隻分もの省エネルギーになっています。 また、アルミの1,000 倍の断熱効果を有する塩ビは、省エネ製品として窓枠の使用が一般化、ドイツでの使用率は50%を越えています。
薬60%が地球に無尽蔵にある食塩を原料としている塩ビは、100%石油に依存している他のプラスチックに比べ、塩ビは限りある石油資源の節約に大きく貢献していると言えます。
塩ビは床材・壁紙などの用途で木材や紙の代替品として利用されています。日本国内での代替分だけでも森林面積にして約10万ヘクタール、全世界ベースでは約100万ヘクタールに相当する森林資源が保護されます。
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