産業廃棄物のリサイクルに適した安全で環境にやさしい素材・塩ビについてご説明いたします。

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塩ビの安全性
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塩ビの安全性

塩ビの安全性 かつてはダイオキシン類発生物質や環境ホルモンとしてバッシングされた塩ビですが、そういった誤った認識も随分と払拭されてきました。
現在では、その難燃性や耐久性、断熱効果の高さ、またリサイクル技術の発達などにより、安全で環境にやさしい素材として注目されています。



火災時の安全性

塩ビ製品の60%が、建材として使用されています。
この理由として、塩ビの火災に対する以下のような有用性が挙げられます。


塩ビの燃焼に関して

  1. 難燃性、自己消火性というプラスチックの中では特異な特長を持つ。
  2. 燃焼した際の放熱が少なく、他の材料に延焼しにくい性質がある。
  3. 燃焼した際の煙の量が比較的少ない。

塩ビの燃焼ガスの発生に関して

  1. 燃焼により、塩化水素を発生する(※)。その分二酸化炭素、一酸化炭素の発生量は少ない。
  2. 有毒なシアン化水素、アルデヒド類は発生しない。
  3. 塩化水素には、一酸化炭素のような麻痺性はなく、また刺激臭があるため、火災からの脱出信号の役目を果たす。

※ 塩ビ燃焼ガスの毒性について
塩ビの燃焼ガスの毒性は、各種材料と比べてほぼ同レベルと言えます。その中で、火災によって発生する一酸化炭素が致死量を越えているのに対し、塩ビから発生する塩化水素は致死濃度の10分の1以下と言われ、実規模の室内火災シュミレーションに置いて「塩ビの分解性生物により死亡することはない」と報告されています。


ダイオキシンについて

ダイオキシンについて塩素は、生ごみ、紙、木材、色々なプラスチックなどあらゆるものに含まれており、ダイオキシン類は、これら塩素を含む物質が不完全燃焼した場合に発生します。しかし、適切な焼却処分を行うことで、ダイオキシン類の発生は大幅に抑えることができるのです。
政府も『適切な対策や管理を行っている場合には、塩素を含むごみの影響は相対的に少なく、燃焼状態や排ガス処理の状況等の方がダイオキシン類濃度に大きな影響を及ぼすと考えられ、適切な対策や管理により排出濃度を抑えることができる。』と各関係省庁共通の見解を示している通り、ダイオキシン類をなくすために塩ビを使わない、という考えは誤解です。 むしろ、リサイクルの仕組みが発達している点から考えても、他の塩素系物質の使用よりも推奨すべきという意見が増えてきています。

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